疑いはそのままにしないで

子どもに発達障害の疑いを持ったときは、早めに行動することが大切です。

 

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問題の性質上、つい行動を延ばし延ばしにしてしまうことが多いようですが、発達障害は早くに治療するほど改善効果の大きいことが知られています。これは低年齢であるほど脳機能が柔軟で刺激に反応しやすいためです。

 

またやがて教育面でも特別支援教育を受けるかどうかという大きな選択をしなければなりません。そのためにも早いうちから子どもの状態を正確に把握しておくことが不可欠です。

 

発達障害が疑われるときは、まず以下の3つのステップで考えていくと取り組みやすいと思います。

 

情報収集

 

最初に情報を集めて発達障害に関する基本知識を取り入れておくことはとても大切です。それも偏った情報ではなく、各分野の専門家・親の立場・障害者本人などできる限り様々な人の意見を参考にしましょう。

 

特に日本ではアメリカに比較して発達障害に関する取り組みが遅れていることもあり、小児科医などでもほとんど学んでいない場合があります。そのためにいい加減な対応をされたり、間違った指導を受けることがあります。

 

それで相談するにしても、親として基本的なことを広く浅く知っておくことで専門家の意見も客観的に判断できますし、落ち着いて対応できることでしょう。

 

また専門機関の支援が必要になるとしても、基本は家庭でのサポートが中心になりますから、親としての心構えや備えをする上でも知っておくべきことは多くあります。

 

そのような情報源としては、書籍やサイト・ブログ、TV番組などがあげられます。最近では図書館でも発達障害関係の本が数十冊も置かれていることは珍しくありませんから、情報収集に苦労することはないかと思います。

 

専門機関への相談・診断

 

どんなに情報収集をして理解を深めたとしても、最終的には診断を受けるまではっきりしたことは分かりませんし、診断が出なければ受けられない支援もあります。

 

それで子どもの気になる点がなかなか解消しないようであれば、迷うことなく専門機関に相談しましょう。

 

医師

ただし、この場合にどこに相談するかということがとても大切です。

 

発達障害について詳しくて正しく診断を下せる専門医というのは今だに多くはありません。それで相談する先についても、インターネットや口コミで情報を集めた上でよく吟味する必要があります。

 

また、ある病院では診断が出なかったのに、別の病院では診断を受けたというのはよく聞く話ですから、場合によっては幾つかの病院で調べてもらう必要もあるかもしれません。

 

食事に気をつける

 

専門機関では予約待ちのところも多く、検査を受けてから診断が出るまでは数ヶ月から1年かかることも珍しくありません。その間の時間を無駄にせずに今すぐできることを行なっていきましょう。

 

すぐに行えることの一つが食事に気をつけることです。発達障害の症状と思われていたものが食事を変えるだけで消失したという例はとても多くあります。これは食事でとる栄養が脳機能の発達に大きく関係しているためです。

 

多動や自閉的傾向が改善したという実例や具体的な取り組みについては以下の本で分かりやすくまとめられています。

子どもの「困った」は食事でよくなる (青春新書インテリジェンス)

 

また以下のサイトでも食事療法の大枠となる考え方と進め方を解説しています。
サイトトップ
クリックで移動します⇒ 発達障害が治る食事

 

食事に注意することは、診断が出た場合にその後の治療教育の効果を高めるためにも大切です。

 

ところで、発達障害に関わる医師や専門家の多くは栄養分野についてはあまり学んでいないので教えてくれません。しかし、子どもの脳や心の成長に栄養が深く関係していることは様々な研究を通して明らかになってきています。

 

たとえ発達障害ではなかったとしても、気になる言動があるならば、食事の面からアプローチしてみると変化がみられるかもしれません。